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【関西の議論】「さようなら」はもはや死語?…7割「使わない」と回答、永遠の別れをイメージ

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【関西の議論】
「さようなら」はもはや死語?…7割「使わない」と回答、永遠の別れをイメージ

 「さようなら」「さいなら」を使わないとした人の代わりのあいさつとしては、「じゃあ」「ほなまた」「またね」「バイバイ」「おつかれさま」「今度ね」という答えで、だいたい網羅できる。中には、親しい人同士では「ごきげんよう」を使うという回答もあったが、これにはしゃれっ気も混じっているだろう。

 一方、「さようなら」を使用するとした人たちの答えはどうだろうか。

 堺市西区の会社員の男性(41)は「年上の人に使う」といい、「丁寧な感じがする」。またサービス会社員の別の男性(41)は「別れの言葉は基本は『さようなら』。友達には『バイバイ』ですけど、目上の人に対するときや仕事などきちんとした場所では『さようなら』を使う」という。

 「別れ」とは違う「公的な印象」があるようだ。

戦後間もないころまでは一般的だったが…

 岩波書店の「広辞苑」(第六版)で、「さようなら」を調べると、「別れの挨拶語」とあり、「左様なら」と漢字をあて、「元来、接続詞で、『それならば』の意」と説明している。

 それこそ、「それならば」、人々が使うと答えた「じゃあ」や「ほなまた」と本来、同じ意味ということになる。

 小学館の「日本国語大辞典」(第二版)では、「『さようならば』の変化した語」と説明。「先ず『ごきげんよう』『のちほど』などの他の別れの表現と結びついた形で用いられ、次いで近世後期に独立した別れのことばとして一般化した」としている。また「そんなら」などと比べ、「丁寧な言い方」としている。「永遠の別れ」というような記述はない。

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