産経WEST

4月の三重県沖地震は「プレート境界地震だった」地震調査委 南海トラフ地震への懸念も

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


4月の三重県沖地震は「プレート境界地震だった」地震調査委 南海トラフ地震への懸念も

 政府の地震調査委員会は13日、三重県の南東沖で4月1日に発生したマグニチュード(M)6・5の地震について、南海トラフ地震につながる可能性のある「プレート境界地震」との見解を明らかにした。

熊本地震の本震後、微動地震も活発化…

 地震は4月1日午前11時39分、三重県南東沖を震源として発生し、最大震度4の揺れを記録。被害はほぼなかったが、大阪で超高層ビルのエレベーターが一時停止するなどした。

 プレート境界地震は、海側のプレートと陸側のプレートが上下で接する境界で発生する。紀伊半島沖では、海側のフィリピン海プレートが、陸側のプレートにすべり込み、蓄積したひずみに耐えきれず、陸側のプレートが跳ね上がって南海トラフ地震が発生。その際、周辺の海水を大きく押し上げ、大きな津波が発生する仕組み。

 ただ、今回は、そこまでの蓄積はなく、局所的にとどまったとみている。

 気象庁は発生直後から、プレート境界地震と分析していた。だが、各機関のデータから、今回の震源の南側で発生した平成16(2004)年9月の「紀伊半島沖地震」と同様に、南海トラフ地震に直接つながらない「プレート内部地震」の可能性が指摘された。このため、調査委が分析を続けてきた。

このニュースの写真

  • 4月の三重県沖地震は「プレート境界地震だった」地震調査委 南海トラフ地震への懸念も

「産経WEST」のランキング