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応援します!銭湯ランナー 大阪の公衆浴場組合が利用呼び掛け

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応援します!銭湯ランナー 大阪の公衆浴場組合が利用呼び掛け

市民ランナーの利用が増えている、大阪市阿倍野区の銭湯「いりふね温泉」=4月 市民ランナーの利用が増えている、大阪市阿倍野区の銭湯「いりふね温泉」=4月

 仕事帰りに銭湯で着替えて荷物を預け、ランニングを楽しんで-。大阪府公衆浴場組合は市民ランナーに拠点として銭湯を利用するよう呼び掛けている。大きな湯船で疲れが取れると好評で、同組合は銭湯愛好者の増加につながると期待している。

 同組合によると、府内では最盛期の昭和45年ごろは2346の銭湯があったが、風呂付き住宅が増える中、後継者不足などで減少し平成27年3月末で485になった。

 一方、市民ランナーは、大阪マラソンの23年開始や東京五輪開催決定後、増加。「荷物を預けたり、着替えたりする場所がなく、銭湯を利用したい」との声が寄せられたため、27年末に組合が協力を呼び掛けると、65カ所の銭湯が手を挙げた。協力する店先には「応援します!銭湯ランナー」などのポスターを掲示する。

 大阪市阿倍野区の「いりふね温泉」は、市営地下鉄御堂筋線の西田辺駅から徒歩1分の立地。約800メートル先には長居公園があり、平日夜などには市民ランナーが集う。

 経営者前川優さん(62)によると、近年利用者が増え、冬場は1日30人程度と特に多い。シャワーやコインロッカーが500~700円程度で使える「ランニングステーション」も普及しつつあるが、「大阪府の場合、銭湯の方が440円と安く、ゆっくり利用できるため、女性客に人気」という。

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