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堺O157、当時小1の25歳女性が後遺症で死亡 今も3人が治療必要

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堺O157、当時小1の25歳女性が後遺症で死亡 今も3人が治療必要

 堺市で平成8(1996)年に発生した病原性大腸菌O157による集団食中毒で、堺市は30日、当時市立小学校1年生だった女性(25)=同市北区=が後遺症による脳出血で死亡したと発表した。8年から9年にかけ、小学生女児3人が死亡しているが、後遺症で亡くなったのは初めて。

 市によると、女性は昨年10月10日夜、自宅で就寝しようとしたところ突然、嘔吐した。夫が気づき、救急車で病院に運ばれたが、意識不明の状態が続き、翌11日午後10時35分ごろ死亡した。公表をめぐり市が遺族と協議していたため、発表が遅れたという。

 女性は市立小1年だった8年、ベロ毒素による溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症して下痢などの症状が見られたが、入院をへて回復したとされていた。ところが、16年にHUSを原因とする後遺症の腎血管性高血圧と診断された。腎臓動脈の異常から高血圧になる疾患で、年に数回通院を続け、薬も服用。容体は落ち着いていたという。

 市は26年度に後遺症の経過観察のために、発症者20人に検診を受けるよう通知。このうち死亡した女性を含む4人が同年度中に高血圧や慢性腎炎などで治療が必要とされていた。

 市は今後、女性の遺族と補償について交渉する。

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