産経WEST

香川の外国籍少年へのいじめ 元同級生に77万円賠償命令 継続性は否定

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


香川の外国籍少年へのいじめ 元同級生に77万円賠償命令 継続性は否定

 香川県綾川町立の中学校に在学時、いじめを受け重傷を負ったとして、外国籍の少年(16)と両親が同級生や町などに計約278万円の損害賠償を求めた訴訟で、高松地裁(福田修久裁判長)は30日、同級生に約77万6千円の支払いを命じた。

 判決は足を掛けて転倒させた1度の行為のみを違法と認定して継続的ないじめを否定したため、原告側は控訴する方針。

 判決によると、少年は平成24年に来日。同年4月に入学以降、別の同級生らから「国へ帰れ」などと発言された。同11月には廊下を通行中に訴訟相手の同級生に足を掛けられ転倒、顔や足などに重傷を負った。

 原告側は「学校側が適切な対応を怠ったため、いじめが継続した」と訴えたが、判決は「学校側は『帰れ』の発言を受けてクラス全体に指導、注意をし、1学期末以降に同様の発言はほとんどなくなった」と判断した。

 足を掛けた件で慰謝料や治療費などの請求を認めたが「前後の時期に訴訟相手の同級生による暴言や暴行は認められず、突発的なものだ」とした。

「産経WEST」のランキング