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【おやじが行く】噛むことすら忘れ、とろけていく脂を堪能 「まぐろや 黒銀」

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【おやじが行く】
噛むことすら忘れ、とろけていく脂を堪能 「まぐろや 黒銀」

おやじが行く「まぐろや黒銀」 おやじが行く「まぐろや黒銀」

 さて、いよいよ大トロである。箸を持つ指が震える。しなる切り身をつまみ損なうこと2回、3回。しょうゆ、わさび、すし飯の“儀式”をたどたどしく終え、ようやく口へ。うわっ…。思わずため息がもれた。舌の上でとろけるのではないかと思えるほど脂が載ったそれは、しばし噛むのも忘れてしまうほど濃厚、鮮烈な味わいだった。

 「1本からとれる大トロの量が限られているので、三色丼はお1人様1皿でお願いしています」と加藤さん。すぐに売り切れるというから早い時間に行かないと食べ損なうこともあるという。

 ランチで2千円は、ちょっとためらう額だが、外国人観光客に食べ尽くされるのも少し悔しい。月に1回ぐらい…いや、見えを張ってしまった、年に1、2回ぐらいはぜいたくをしたいものだ。

文・古野英明

イラスト・清水浩二

 大阪市中央区日本橋2の11の1。(電)06・4396・7270。ほかに本まぐろぶつ巻き(千円)、カマトロ丼(3千円)、ねぎま汁(200円)など。午前9時~午後5時(売り切れ次第終了)。不定休。

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