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甲子園沸かせたPL野球部、消滅の足音…創部60年に休部へ 相次いだ不祥事「事実上の廃部」OB危機感

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甲子園沸かせたPL野球部、消滅の足音…創部60年に休部へ 相次いだ不祥事「事実上の廃部」OB危機感

 OB会は26年末、硬式野球部の存続を求める内容の嘆願書を学園側に提出したが、強豪復活への道のりは厳しさを増している。

清原容疑者逮捕…  

 PLの硬式野球部の創部は昭和31(1956)年。勝つための徹底した環境づくりが強さの源だった。OB会を中心に全国に張り巡らせたスカウト網を駆使し、有力な中学生を入学させると、専用寮に入寮させ鍛え上げた。

 53年には夏の甲子園で高知商に劇的なサヨナラ勝ちで初優勝し、「逆転のPL」の名を全国に印象づけた。以来、62年に史上4校目となる春夏連覇を達成するなど春夏優勝7度。高校野球界で一時代を築き、数多くのプロ野球選手も輩出した。ただ、平成21年夏を最後に甲子園出場はない。

 エースとして昭和58、60年と2度の日本一に貢献した桑田真澄氏は、休部について「PL学園の意向もあると思うが、非常に胸が痛い。OBとして復活を心から願っている」とコメント。一方、桑田氏との「KKコンビ」でPLを躍進させた元プロ野球選手、清原和博容疑者は、休部方針が明らかになる直前の2月2日に、覚せい剤取締法違反容疑で逮捕されている。

(次ページに野球界OB一覧)21世紀に入り表面化…暴力の原因は「付き人制度」

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