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【女子マラソン】「五輪を目指すのは最後」 アテネ女王の野口、リオ五輪懸け名古屋ウィメンズ参戦

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【女子マラソン】
「五輪を目指すのは最後」 アテネ女王の野口、リオ五輪懸け名古屋ウィメンズ参戦

1月の大阪ハーフマラソンで力走した野口みずき(沢野貴信撮影) 1月の大阪ハーフマラソンで力走した野口みずき(沢野貴信撮影)

 アテネ五輪の女子マラソン金メダリスト、野口みずき(シスメックス)が13日、リオデジャネイロ五輪の代表選考会を兼ねた名古屋ウィメンズマラソンに出場する。フルマラソン参戦は2年7カ月ぶり。37歳になった日本記録保持者は「もしかしたら最後になるかもしれない」と覚悟を決め、最終選考会のスタートラインに立つ。

 約10カ月ぶりの復帰戦となった1月31日の大阪ハーフマラソン。1時間13分28秒の6位でフィニッシュした野口はレース後、自身の進退について口を開いた。「五輪を目指すのはたぶんリオが最後。けが名古屋が最後になるか、リオが最後になるかは分からないけど…」。そう話すと言葉に詰まり、涙ぐんだ。

 ここ数年は体調不良とケガに悩まされ、練習を満足にこなすことすらままならなくなった。2014年は一度もレースに出場できず、昨年はポルトガルでハーフマラソンを1本走っただけ。「私には無縁」と楽観していた加齢に伴う疲労回復の遅れも厄介で「やっぱりきてしまった。35歳を超えてから一気に」。全盛期の躍動感あふれるフォームは一時、ばらばらになったという。

 指導する広瀬永和総監督は「頂点を極めた選手がボロボロになるまでやっている。それがいいのかと自問自答したのは事実」と明かす。だが、当の野口は引退を促されても「意地でもやる」と聞かなかった。競技人生の終幕が「ちょっと頭の中をかすめる」と認めながらも「まだ頑張るぞと。リオ五輪にこだわっていて、やめるもんか、みたいな感じで」

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