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【広島中3自殺】女性担任の進路指導は廊下の立ち話、5回計5分 万引の確認も廊下で

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【広島中3自殺】
女性担任の進路指導は廊下の立ち話、5回計5分 万引の確認も廊下で

全校集会後、報道陣の質問に答える坂元弘校長=9日午前、広島県府中町 全校集会後、報道陣の質問に答える坂元弘校長=9日午前、広島県府中町

 広島県府中町立中3年の男子生徒(15)が昨年12月、誤った万引記録に基づく進路指導を受けた後に自殺した問題で、学校側が同11月、私立高校受験の推薦を出すかどうかの基準としている非行歴の調査対象を、それまでの「中学3年時」から「1~3年時」に広げていたことが9日、町教育委員会への取材で分かった。

 男子生徒の担任教諭が実施した計5回の進路指導が、いずれも教室前の廊下での立ち話で5分程度だったことも判明。万引の記録に間違いないかなどを尋ね、生徒が否定したとは感じなかったため確認が取れたと判断した、としている。

 調査対象の変更は坂元弘校長が独自に判断して実施した。中3の担任教諭は、1、2年当時の非行歴も把握する必要に迫られ、誤った過去の記録を利用する一因となっていた。

 対象期間を変更したことは、保護者には伝えていなかった。男子生徒が自殺したことを受け、町教委の指導で、学校側は昨年12月中に対象期間を元に戻した。

 坂元校長は8日の記者会見で「(3年間)非行がなかった子を推薦したかった。保護者に知らせる必要はないという甘い判断があった」と釈明した。

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