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【京大熊野寮捜索】時代錯誤の「活動」共感呼ばず…ヘルメット・盾の機動隊なだれ込み、マスクの十数人抗議活動

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【京大熊野寮捜索】
時代錯誤の「活動」共感呼ばず…ヘルメット・盾の機動隊なだれ込み、マスクの十数人抗議活動

京都大学熊野寮へ家宅捜索に入った京都府警の機動隊員ら=29日午前、京都市左京区 京都大学熊野寮へ家宅捜索に入った京都府警の機動隊員ら=29日午前、京都市左京区

 中核派系全学連の学生らが京大キャンパスをバリケード封鎖した授業妨害事件で、京都府警などはメンバーの一斉摘発に踏み切った。京大側の求めに応じ、全学連活動家を立件するのは平成2年の京大総長室占拠事件以来約25年ぶりだという。

 29日午前8時ごろ、熊野寮前には、ヘルメットや盾などの装備をした機動隊など約200人が詰めかけ、物々しい雰囲気に。隊員らが玄関からなだれ込むように入って捜索を始めると、寮に住む学生とみられる十数人がマスクやサングラス姿で現れ、プラカードなどを掲げながら報道陣に「撮影をやめてください」と抗議活動を繰り広げた。

「迷惑かけないで」

 文学部3年の女子学生(21)は「京大に悪いイメージが付く。自分の主義主張をするのは構わないが、他の学生に迷惑をかけないで」と話していた。

 昨年10月27日のバリケード封鎖の際、京大側は教室の振り替え措置を取るだけでなく、府警に出動を要請。さらに、授業や大学事務を妨害したとして威力業務妨害罪で刑事告訴を検討すると表明した。

 京大では26年11月、東京・銀座の公務執行妨害事件への抗議集会で、中核派系の学生に府警の私服警察官が取り囲まれ、拘束される騒動が起きた。当時、京大側は「警察官が無断で構内に立ち入ったことは誠に遺憾」とコメント。学内での警察活動を牽制する立場を示していた。

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