産経WEST

児童虐待の相談件数が多すぎて、職員が悲鳴…大阪府に「効率化が必要」外部包括監査

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


児童虐待の相談件数が多すぎて、職員が悲鳴…大阪府に「効率化が必要」外部包括監査

 大阪府の予算や事業をチェックする包括外部監査人は24日、平成27年度の報告書をまとめた。今回は児童虐待の対策関連事業について監査。相談件数が急増して職員の負担が増えていることなどを踏まえ、資料の電子化や情報の共有といった効率化を進める必要があると指摘した。

 報告書によると、府内の「子ども家庭センター」(児童相談所)などに寄せられた虐待関連の相談件数は、25年度に1万716件にのぼり、20年度比で2倍以上となっている。

 府は職員を増やすなどして対策を強化しているが、相談件数が多いため追いついていない現状を指摘。さらに、業務に関する資料などの大半が紙で保存されており、電子化が不十分なことから職員の負荷も大きいという。

 このため、虐待例などの情報を電子化して蓄積した上で分析することの重要性を強調。職員の負担が軽減できるだけでく、重大事案となるケースを統計的に把握できるとしている。

 また、電子化によって各市町村や警察、教育委員会などとの情報共有をこれまで以上に深めることで、未然防止などの効果が期待できると分析している。

「産経WEST」のランキング