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戦艦大和を潜水調査へ 広島・呉市が8000万円の予算計上 今春にも鹿児島南西沖で

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戦艦大和を潜水調査へ 広島・呉市が8000万円の予算計上 今春にも鹿児島南西沖で

 旧日本海軍の戦艦「大和」(三菱重工提供)  旧日本海軍の戦艦「大和」(三菱重工提供)

 太平洋戦争で米軍に撃沈され、鹿児島県南西沖に沈む旧日本海軍の戦艦「大和」を潜水調査するため、建造の地である広島県呉市は12日、平成27年度補正予算案に8千万円を計上したと明らかにした。今月開会する見通しの定例市議会に提案し、承認されれば今春にも調査を開始する。

 費用には市の財源に加え、国の交付金を申請中。調査は民間業者に委託し、船上からの遠隔操作が可能な無人潜水探査機を使うという。

 呉市によると昨年、戦後70年の節目を迎えたことも踏まえ、最新の技術で現状を細かく撮影し大和の資料を収集するのが目的で、写真や映像は大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)で展示する予定。船体の引き揚げは想定していない。

 大和ミュージアムでは、これまでも民間事業者が撮影した大和の映像などを公開。開館10周年の昨年は、累計来館者数が1千万人に達した。呉市が、大和の潜水調査費用を予算計上するのは初めてという。

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