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「犯罪はいつどこで起きる?」京都府警が全国初の犯罪予測システム導入へ

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「犯罪はいつどこで起きる?」京都府警が全国初の犯罪予測システム導入へ

 過去の犯罪データを分析し、いつどこで犯罪が起こるのかをコンピューターで予測しパトロールなどに反映させる「犯罪防御システム」を京都府警が全国で初導入することが10日、分かった。府内全25警察署にシステム端末を配備し、10月ごろから運用を開始する。システム構築事業費約6千万円が府の平成28年度当初予算案に盛り込まれた。

 府警によると、システムでは、過去約10年間の事件や不審者出没情報、犯罪学の理論を基に分析。窃盗や性犯罪といった事件について発生危険性が高い場所を数百メートル単位で時間ごとに推定し地図上に表示する。

 各署に配備された端末には予測結果が表示され、署はこれに基づき、特定の時間やエリアを絞って重点的にパトロールを行い、犯罪が凶悪化する前の摘発につなげることを目指す。住民らが事件に巻き込まれないように情報発信も行う。

 府警によると、27年の犯罪認知件数は前年比16%減の2万4070件と11年連続で減少。強姦や強制わいせつなどの性犯罪も前年比11・7%減の241件と微減傾向だが、事件の発生件数は依然、高水準のまま。

 これまでの捜査は、警察官の「現場の勘」に頼る部分も多かったが、システムの活用により、さらに犯罪の減少を目指す考えだ。

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