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【ビジネスの裏側】爆買いに変化…炊飯器、日用品から美容、エステ、ネイルサロンへ

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【ビジネスの裏側】
爆買いに変化…炊飯器、日用品から美容、エステ、ネイルサロンへ

日本の美容室を利用する外国人観光客 日本の美容室を利用する外国人観光客

 昨年の訪日外国人客(インバウンド)が前年比47・1%増の1974万人に上った。都市部では、もはや買い物を楽しむアジア系外国人の姿は当り前の風景となり、“爆買い”が関西経済に好影響を及ぼしている。この旺盛な需要を取り込もうと美容業界が乗り出している。家電や日用品、宝飾品などの流通にとどまらず、爆買いを牽引(けんいん)する業界が日本流のきめ細かな「おもてなし」を強みとするサービス業に変わるかもしれない。(阿部佐知子)

カギは接客の会話力

 「What color would you like to do today?」(今日はどんな色にしたいですか?)

 20日朝、大阪市北区の美容室「グレース バイ アフロート」では、20代~30代の美容師やネイリストら5人が講師の指導で英会話を学んだ。開店前の時間で英語を学んでから出勤するのだ。「以前は英語で全く話せなかった」と打ち明けるのは、美容師の萩原裕規さん。19日も、英語でパプアニューギニア人のカットを担当するなど英会話による接客が板についてきた。

 同美容室は、美容師が外国人には英語で接客し、好みのスタイリングについてきちんとコミュニケーションをとりながら仕上げてくれるとあって、欧米だけでなく台湾や中国からの観光客がカットに訪れる。

 同美容室など全国で直営5店舗を展開するフォーサイス(同市中央区)は約3年前、インバウンド需要の開拓に乗り出した。そのためには接客時の会話力が必要となることから、女性英会話講師を正社員として採用。開店前などに美容師らスタッフの英語研修を続けている。

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