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大阪府警、4300事件を放置・時効に 61署、書類・証拠品1万点超ずさん管理

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大阪府警、4300事件を放置・時効に 61署、書類・証拠品1万点超ずさん管理

大阪府警本部 大阪府警本部

 大阪府警の全65警察署のうち61署で取り扱った計約4300事件で捜査書類や証拠品などを放置し、公訴時効が成立していたことが1日、府警への取材で分かった。放置された証拠品や書類は少なくとも1万点以上にのぼるとみられ、容疑者がほぼ特定できていたケースもあった。府警では過去に証拠品の扱いをめぐる不祥事が明らかになっており、ずさんな管理が常態化していたことが改めて浮き彫りになった。

 府警では平成26年、羽曳野署で傷害や窃盗など複数の事件の関係書類や凶器が未整理のまま段ボール40箱に入れられ放置されていたことが発覚。他に数十署で同様の報告が相次いだため、全捜査部署を対象に調査を進めていた。今年春までに調査結果をまとめる予定で、件数はさらに増える可能性があるという。

 府警によると、今回見つかったのは各署の刑事課などが扱った被害者・関係者の調書や実況見分調書、遺留物などの証拠品。微罪が多く、殺人などの重大事件はなかった。逮捕状を放置するなどのケースも確認されていないという。

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