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「若草山焼き」は焼き直しへ 花火は上がったが、雨で8割焼け残り 奈良

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「若草山焼き」は焼き直しへ 花火は上がったが、雨で8割焼け残り 奈良

若草山焼きでは、花火が打ち上がった=23日夜、奈良市(午後6時15分から同7時30分までの間の多重露光、竹川禎一郎撮影) 若草山焼きでは、花火が打ち上がった=23日夜、奈良市(午後6時15分から同7時30分までの間の多重露光、竹川禎一郎撮影)

 古都・奈良に春を呼ぶ伝統行事「若草山焼き」が23日夜、奈良市で行われた。

多くの観光客が山肌に広がっていく幻想的な炎に見入ったが、強い寒気の影響で、点火前から雨が降ったため、例年に比べ鮮やかさがなく、焼けた草地も全体の約2割にとどまった。焼け残った草地は後日、改めて燃やすという。

 若草山(342メートル)の山焼きの起源には諸説あるが、先人の慰霊のために芝を燃やしたのが始まりとされ、草木の芽吹きを促す効果もあるとされる。

 午後6時から約600発の花火が打ち上げられた後、約300人の地元消防団員が麓の春日大社の聖火を移したたいまつで、約33ヘクタールの草地に一斉に点火した。

 毎年山焼きを見に来るという生駒市の会社員、平田実さん(61)は「雨で燃えがわるく、少し残念だったが、きれいだった。山焼きを見ると一年が始まったという気持ちになる」と話した。

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