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【阪神大震災21年】多くの住民に入居期限が迫る… 借り上げ復興住宅アンケート詳報

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【阪神大震災21年】
多くの住民に入居期限が迫る… 借り上げ復興住宅アンケート詳報

  借り上げ復興住宅の住民221人を対象に行ったアンケートでは、このまま住み続けたいのか転居するのかといった考えや復興住宅への入居の経緯、仕事や生活資金、住まいなどへの満足度などについても聞き取りを行った。そこからは、多くの住民に20年の入居期限が差し迫っている現状や、復興住宅での生活に満足しているという実情が浮かび上がった。

 ■今後の予定は

 今後の予定についての質問では、全体の78・7%にあたる174人が「住み続ける(続けたい)」と回答した。一方、他の公営住宅などへの転居を考えているとした人は22人にとどまり、14人が「まだ分からない」と答えた。

 転居予定者のうち、大半の15人は「他の公営住宅」に転居する(したい)と回答。このほか、「親族宅」(1人)、「知人宅」(2人)、「民間の賃貸住宅」(1人)などの回答があった。

 転居予定者に、転居先の条件について質問したところ、「家賃の安さ」(8人)が最も多く、「治安の良さ」(5人)、「知人や親族らが近くにいる」(同)が続いた。

 「自治会やコミュニティーがしっかりしている」を挙げたのは2人で、住民が家賃や治安などの問題をより重視している結果となった。

 ■入居前の住居について

 調査では、復興住宅に入居する前に住んでいた住居と入居時期についても質問を行った。その結果、221人のうち114人(51・6%)が仮設住宅から転居していたことが分かった。

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