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【衝撃事件の核心】〝スクールウォーズ〟泥沼化 脅迫、名誉毀損…ラグビー元代表・大八木氏と教職員の“内紛”にノーサイドは訪れるか

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【衝撃事件の核心】
〝スクールウォーズ〟泥沼化 脅迫、名誉毀損…ラグビー元代表・大八木氏と教職員の“内紛”にノーサイドは訪れるか

学校法人「芦屋学園」が経営する芦屋大。経営問題に端を発する〝告訴合戦〟はいつまで続くのか=兵庫県芦屋市 学校法人「芦屋学園」が経営する芦屋大。経営問題に端を発する〝告訴合戦〟はいつまで続くのか=兵庫県芦屋市

 日本でも有数の高級住宅地・兵庫県芦屋市六麓荘町。ここに本部や大学を構え、企業経営者や政治家などセレブの子息らが通うことで知られる学校法人「芦屋学園」が揺れている。理事長でラグビー元日本代表の大八木淳史氏(54)を中心とした理事会側と、教職員らの間で〝告訴合戦〟が繰り広げられているのだ。元教頭が脅迫罪で大八木氏を告訴すれば、大八木氏も名誉毀損(きそん)罪でやり返す。学園はほかに、「公益通報したら解雇された」として元職員に訴訟も起こされており、刑事・民事の両面で複数の紛争を抱えている。そもそものきっかけは学園経営をめぐる問題だが、学園側は「適正だ」と譲らない。ラグビーのように「ノーサイド」となるのは、まだまだ先になりそうだ。

消えた?100億円

 「こんなのは説明になっていない」。昨年12月14日、芦屋大で学園の理事会が開いた全体説明会で、ある教職員の男性は肩を落とした。

 説明会で俎上に上がっていたのは学園の経営問題。問題を追及している教職員側によると、おおよそ、次のような内容だ。

 《学園には平成17年度の決算時点で、現金や有価証券などで約103億円の資産があった。しかし、大八木氏が理事を務め、学園が外部委託して同学園の中・高校生を通わせていた学習塾の費用や、学園の広告費、生徒募集費名目などで、26年度までの10年間に計約100億円の資産が流失した》

 教職員側はこれらの支出を「不透明」と指摘。26年6月ごろから再三にわたり、学園側に事実関係や財務状況、今後の経営方針を説明するよう求めてきた。

 だが、「説明会で学園側は、17年度以降の支出と収入を示した簡素なグラフを示したのみ。いつ、誰に、どれだけ支払われたかなど、具体的な説明はほとんどなかった」(出席した教職員の男性)という。

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