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【関西の議論】〝隣人〟は中国人観光客だらけ!? マンション前に観光バス縦列駐車…「民泊」はホテル不足の救世主か、トラブルメーカーか

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【関西の議論】
〝隣人〟は中国人観光客だらけ!? マンション前に観光バス縦列駐車…「民泊」はホテル不足の救世主か、トラブルメーカーか

京都府警が悪質な民泊摘発の一環として家宅捜索に乗り出した当日、マンション前に停車された観光バスに乗り込む中国人観光客たち=2015『年10月2日午前、京都市右京区(一部画像処理しています)

 通報を受けた市が聞き取りを行ったが、業者側は「宿泊は有料ではない」と説明。旅館業法は有料宿泊者について定めているため、市はこのとき、踏み込んだ具体的な指導は行っていなかった。

 しかし、実態は1泊6500~8800円で宿泊させていたことが判明。京都府警は、継続的に大人数を宿泊させており、悪質なケースだと判断、10月に入って強制捜査に踏み切った。

 海外の個人観光客の場合は、インターネットの仲介サイトなどを通じて、宿泊場所を確保するケースが多いという。また、旅行業者がパックツアーの中に、宿泊先として民泊を組み込むこともあるようだ。

 世界的な宿泊仲介サイトとして知られる「エアビーアンドビー」をみると、京都市内だけでも2千件以上の登録がある。

 だが関係者は、この中には旅館業登録をしていないグレーゾーン民泊も少なくない、と指摘する。

「旅行客も喜んでいる」

 民泊は実際、どういった形で行われているのか。京都市内の民泊の内部に入ってみた。

 紹介サイトを通じて見つけたのは、飲食店や性風俗店が立ち並ぶ歓楽街、木屋町通の外れの路地にある木造2階建ての民家。案内メールだけでは場所が分からず、メールに記載されていた携帯番号にかけると、受話器越しにたどたどしい日本語で「今、どこ? すぐに鍵、渡しに行く」と告げられた。

 もともと置き屋として使われていたというこの民家の管理人を務める40代のイスラエル人男性に、念のために「旅館業の許可があるのか」と尋ねると、首を横に振った。

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