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【関西の議論】サメ肉のサンドはいかが? “魔法の水”でアンモニア臭消えた 淡路島のご当地グルメに

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【関西の議論】
サメ肉のサンドはいかが? “魔法の水”でアンモニア臭消えた 淡路島のご当地グルメに

淡路島・由良港で水揚げされたサメ。左が大きさ約1・3メートルのドチザメ、右はシロザメとみられる=兵庫県洲本市

 関西ではほとんど食べられていないサメを食材として普及させる取り組みが、兵庫県の淡路島で進んでいる。その土地の食材でユニークな料理を作り出す料理研究家の堀田裕介さん(38)=大阪府豊中市=や島内企業が協力し、特殊な処理を施した水でサメ肉独特の臭いを軽減。サンドイッチの具材にして「シャークサンド」を試作したところ「おいしい」と反応も上々だった。関西ではサメは水産資源として重要視されていないが、堀田さんは「サメを使って地域活性化につなげたい」と新たな地方創生の道を模索する。(藤崎真生)

 堀田さんは「食べることは生きること 生きることは暮らすこと」をモットーに、全国各地で地域の生産者と消費者を料理でつなぐ「料理開拓人」として活動している。平成27年には滋賀県でイノシシを解体して食べたり、高松市で調理中に出るさまざまな音を録音し、音楽に仕上げるイベントを手がけたりした。

 淡路島のサメのことを知ったのは26年。島の地域資源を生かして人材育成や雇用促進を目指すセミナーで講師を務めた際、参加した女性から「淡路島ではサメがよくかかるが、水揚げされても捨てられる」という話を聞いた。

 兵庫県水産課によると、県内のサメ水揚げ量は24年13トン。23年17トン、22年18トンと決して多くはない。そんな中で比較的水揚げが多いのが淡路島で、約40隻の漁船を抱える由良港(洲本市)では年間約3~5トンのサメが獲れる。由良町漁業協同組合の中村忠司参事(51)によると「網にかからない日はない」ほどで、食用のドチザメ、シロザメなどが水揚げされる。

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