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瀬戸内寂聴さんの小説挿絵原画371点紹介 横尾忠則さんの企画展 神戸で12日開幕

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瀬戸内寂聴さんの小説挿絵原画371点紹介 横尾忠則さんの企画展 神戸で12日開幕

横尾忠則さん(右)の案内で企画展の作品を見学する瀬戸内寂聴さん=神戸市灘区

 兵庫県西脇市出身の美術家で今年世界文化賞を受賞した横尾忠則さんが、作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんの時代小説に描いた挿絵の原画を展示する企画展「幻花幻想幻画譚(げんかげんそうげんがたん)」(産経新聞社など主催)が12日に横尾忠則現代美術館(神戸市灘区)で開幕するのを前に11日、内覧会が開かれた。

 内覧会には横尾さんや瀬戸内さんも出席。横尾さんが「瀬戸内さんとの出会いや当時の若さがあり書けた作品。こういう仕事は二度とできない」と振り返ると、瀬戸内さんは「こんなに立派な絵だったと改めてびっくりした」と話した。

 小説は室町幕府第8代将軍・足利義政をめぐり、正室と妾が繰り広げるドラマを描いた作品で、昭和49~50年に新聞に掲載。企画展では、挿絵に用いた原画全371点が展示され、同じ場面が徐々に変化しながら連続で描かれたものなど独創的な作品を楽しめる。

 3月27日まで。一般700円、大学生550円、高校生・65歳以上350円、中学生以下無料。問い合わせは、同館(電078・855・5607)。

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