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【はじまりは大阪(5)】次作は吉原と山谷 ソープランドで働く女性にも取材する ノンフィクションライター 井上理津子さん

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【はじまりは大阪(5)】
次作は吉原と山谷 ソープランドで働く女性にも取材する ノンフィクションライター 井上理津子さん

「なぜと思うことをテーマに」。執筆意欲は尽きない=大阪市北区(柿平博文撮影)

 ノンフィクションライター、井上理津子さん(59)の近著は「葬送の仕事師たち」。まだ知られぬ世界にスポットを当てた。(聞き手 池田祥子)

「訳分からへん えー。いま何しはった」

--死を見送る現場で働く人を取り上げた近著「葬送の仕事師たち」。映画「おくりびと」でも注目されましたが、まだ知られていない世界ですね

 井上 最期に携わる人といっても遺体に防腐処置などを行うエンバーマーや納棺師、湯灌師、復元師などのさまざまな職種があるんです。

 --遺体の修復にも立ち合った

 井上 針で糸を通してくっつけるとか、綿密な作業がありますので。初めは「訳わからへん。えー、いま何しはった」と、びっくりの連続でした。それが、回数を重ねる度に目が肥えてくるというか…。

 --火葬は炉に遺体を入れるだけでいいとばかり思っていました

 井上 びっくりでしょ。火葬炉のバックヤードを見せてもらって、鉄の棒で操作するなど、ご苦労されていることを知りました。「自分たちが丁寧に火葬したら、みんな平等に弔いができ、あの世に行ける」。ある火葬場の方の言葉と仕事ぶりが心の中に残っています。

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