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“爆買い”外国人も大助かり!? 関空へ行くつもりが和歌山へ…乗り間違え旅行客を80歳男性が駅ホームで案内

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“爆買い”外国人も大助かり!? 関空へ行くつもりが和歌山へ…乗り間違え旅行客を80歳男性が駅ホームで案内

乗り間違えた外国人の案内を続けている追田清文さん=大阪府泉佐野市のJR日根野駅前

 大阪市内から関西国際空港行きの電車に乗ったつもりが、和歌山方面へ行ってしまう外国人旅行客が相次いでいる。JR西日本の「関空快速」と連結している「紀州路快速」が途中の日根野駅(大阪府泉佐野市)で切り離され、和歌山に向かうことを知らずに乗ってしまうためだ。間違いに気づき、大慌てでタクシーで関空に引き返すケースも少なくないという。そんな状況を見かね、同駅で乗り換え案内をボランティアで続ける男性がいる。片言の英語で案内した外国人は5カ月間で2千人超。外国人の旅行客は増えており、男性は「1人でやるには限界がある。JR西は対策を考えてほしい」と訴えている。 (中井美樹)

身ぶり交え…ボランティア

 今月7日、日根野駅で、慌てた様子の外国人が紀州路快速の車両から飛び降りてきた。寄り添うのは大阪府泉南市の追田(おいた)清文さん(80)。「カム、カム」と手招きしながら、前方の関空快速の車両までホームを一緒に走る。15分ほどすると次の列車が到着し、間違っている乗客を探し始めた。

 追田さんが案内を始めたきっかけは今年3月、天王寺駅から紀州路快速に乗ったときのこと。

 和歌山へ向かう最後尾の車両に大きなスーツケースを抱えたアジア系の男女4人が乗っていた。日根野駅に近づいても席を立つ様子がない。思い切って片言の英語で声をかけ、身ぶりを交えながら、「この車両は和歌山行きだ」と伝えると、相手ははじめけげんな表情を浮かべていたが、はっとしたように立ち上がった。手招きする追田さんについて無事、関空行きの車両に乗り換えることができた。

 翌月も同じようなことがあった。「これだけアジアから旅行客が増えているのだから、乗り過ごして困っている人はたくさんいるのでは」。そう思うと居ても立ってもいられなくなった。

数えてみると…なんと“迷子の外国人”2000人!

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