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本当に心臓が止まった…「過労で心疾患」元店長がファミレスのジョイフルを提訴 大阪地裁

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本当に心臓が止まった…「過労で心疾患」元店長がファミレスのジョイフルを提訴 大阪地裁

 ファミリーレストランを各地で展開する「ジョイフル」(大分市)で店長として勤務していた大阪市内の男性(38)が11日、心疾患を発症したのは過重労働が原因だったとして、同社に約8100万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こした。

■「突然バイト消えた…穴埋め、休み3カ月ゼロ」

 訴状によると、男性は平成19(2007)年4月、大阪府内の店舗で店長になった。25年7月の会議後に突然意識を失って入院。心室細動で一時心肺停止となり、現在も体内に除細動器を埋め込んでいる。男性は昨年4月に復職したが、同10月に労災認定され、その後退職した。

 男性は店長としての通常業務だけでなく、突然いなくなった深夜勤務のアルバイトの穴を自ら埋めるなどしており、発症3カ月前は休みなく出勤。会社に正確な勤務時間の記録はなかったが、妻へのメールなどから推計して時間外労働は月平均120時間以上に及んだとして、業務と発症の因果関係は明らかだと訴えている。

 男性は大阪市内で会見し「店長になった同僚も過労で追い詰められている。会社は労務管理を改めてほしい」と話した。

 ジョイフルは「訴状が届いていないのでコメントできない」とした。

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