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【浪花ぐらし】「河野裕子さんはオスカル」? 「ベルばら」作家の“爆弾発言”で盛り上がった記念フォーラム

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【浪花ぐらし】
「河野裕子さんはオスカル」? 「ベルばら」作家の“爆弾発言”で盛り上がった記念フォーラム

「河野裕子さんはオスカル」と発言した漫画家の池田理代子さん

 京都女子大学(京都市東山区)で開かれた河野裕子短歌賞の表彰式に参加した。今年で4回目を迎える短歌賞には1万4千点に及ぶ応募作が寄せられた。入選作はさすがの出来栄え、式典ではその作者の顔をナマで見るのもひそかな楽しみだ。

 そして、表彰式の後に選者による記念フォーラムが開かれる。実はそこで進行役を務めるのが私の役目なのだが、進行そっちのけでトークに聞き入ってしまう。興味深い話が次々飛び出してくるのだ。

 今回は河野さんの夫で歌人の永田和宏さんと、漫画家の池田理代子さんとの対談だった。2人は同じ昭和22年生まれ。言葉をめぐって話が弾む。

 いわく。言葉は不便なもの。しかし言葉と言葉の間の隙間を広くとることで表現世界が広がる。ときには誤解されるほど空想の幅が大きい歌を作ろう。あるいは「らしさ」にとらわれていては言葉は嘘っぽくなる…など。

 それは単に言葉遣いの問題ではない。生きる姿勢にもかかわってくる。

 そもそも池田さんが短歌賞の選者となったのは、中学時代から短歌に親しみ、漫画のせりふに大いに詩心を感じた永田さんが声をかけたのがきっかけ。池田さんは年々歌への思いを深めており、毎回何首か歌を持参し永田さんに見てもらっている。会場で紹介されたのが次の歌。

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