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【維新分裂】「維新の党」解党決議 松野氏は無効主張 臨時党大会

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【維新分裂】
「維新の党」解党決議 松野氏は無効主張 臨時党大会

臨時党大会で代表に選出され、あいさつする馬場伸幸衆院議員=24日午後、大阪市中央区(山田哲司撮影)

 橋下徹大阪市長が結成する新党に参加意向の国会議員と地方議員らは24日、同市内で「維新の党臨時党大会」を開き、代表として馬場伸幸衆院議員を選出した上で、維新の党の「解党」を決議した。近く総務省に解散届を提出し、政党交付金を返納したい考え。新党組を除籍した維新の党の松野頼久代表は臨時党大会を無効と主張しており、維新の党を名乗る勢力が2つ存在する異常事態となった。

 臨時党大会は維新の党規約に基づき開催し、新党組や「中間派」の椎木保衆院議員を含め国会議員20人が出席した。すでに離党した橋下氏と松井一郎大阪府知事は姿を見せなかった。

 臨時党大会には国会議員や地方議員ら「特別党員」の過半数が出席し、大会の成立を確認。「松野氏ら執行部は最高議決機関の党大会の了承を経ていない」として「執行部は不在」と決議した。松野氏らが新党組165人を除籍とした処分も「無効」とした。

 「新代表」に選出された馬場氏は「原点に戻り、本当に志を持った者を結集して次の時代へ挑戦していく」と訴えた。執行役員の人事も決定し、幹事長に今井豊大阪府議が就いた。

 新党組は「解党」を受け、31日に大阪市内で橋下氏が加わった「おおさか維新の会」の結党大会を開く。臨時党大会に出席した国会議員20人が参加する見通し。新党の代表は、政界引退を表明している橋下氏が市長任期満了の12月まで暫定的に務める予定だ。

 一方、松野氏らは臨時党大会を無効と断じる弁護士による「法律意見書」を公表しており、法廷闘争も視野に対抗する方針。すでに総務省に解散届を受理しないよう申し入れている。総務省の対応が焦点だが、新党組も認められない場合は法的措置に訴える構えで、維新の分裂騒動は長期化が予想される。

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