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【おやじが行く】凝縮された野菜と海のやさしい味 広島焼き・鉄板焼き「雪風」

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【おやじが行く】
凝縮された野菜と海のやさしい味 広島焼き・鉄板焼き「雪風」

 おやじ記者2人が関西を食べ歩く企画「おやじが行く」。“おやじ臭”にはならないようにと肝に銘じつつ記念すべき第1号は、奈良在住のイラスト担当、清水君が地元で発掘してきたお好み焼き屋さん。関西風ではなく広島焼きの「雪風」へ。

 「広島人にとっては、これが『お好み焼き』。『広島焼き』とは言いません」と熱弁する店主の富岡秀文さん(47)は、元ゼネコンマンで現場監督もやっていたとあって、声がでかい。大阪出身の広島育ち。食べ盛りの少年時代に空腹を満たした「お好み焼き」が忘れられず、脱サラして今年4月、この店を開いた。

 「あちこち食べ歩いたんですが、メニューの中に『広島焼き』もある、という店はあっても、専門店はめったになくて…。それなら自分で、と」。広島の某老舗店の弟子という人物に弟子入りして修業したという。

 さて、そのお好み焼きである。「肉玉そば・イカ天」(980円)を注文。横3メートル縦0・8メートル、厚さ19ミリの巨大な鉄板に、小麦粉をだしや牛乳などで溶いた生地を丸く広げ、その上に、キャベツの千切り、黒豆もやし、天かす、イカ天、豚バラ…と具を山のように積み上げていく。化学調味料は使わず、魚粉と塩はこだわりの逸品を使っている。

 やがて富岡さん、脇をキュッと絞り、見事なコテさばきでひっくり返した。「生地で“フタ”をして野菜を蒸し焼きにします」。これによって野菜の甘みが最大限に引き出されるという。

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