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「囲碁」大学授業に採用、論理的思考を養う狙い 遊技人口減にも歯止めの「一手」

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「囲碁」大学授業に採用、論理的思考を養う狙い 遊技人口減にも歯止めの「一手」

九州大の授業で囲碁の面白さを伝える吉原由香里六段

 囲碁をカリキュラムに取り入れる大学が増えている。九州大は10月の平成27年後期から、九州の国立大では初めて、教養を身につける「基幹教育」として、囲碁を導入した。大学側は学生の論理的思考の醸成を狙い、日本棋院(東京)は囲碁人口の減少と、国際大会での存在感低下に歯止めをかけようという「目算」を抱く。 (奥原慎平)

 「石は人さし指で強そうに打つこと」「ピンチの時は視野を広げると、チャンスが見つかります」「囲碁を学ぶと相手の気持ちを考えるようになり、あらゆる社会の中で生きます」

 10月14日。九州大伊都キャンパス(福岡市西区)の講義室で、囲碁初心者の学生50人が、プロ棋士、吉原由香里六段(42)から囲碁の手ほどきを受けた。

 九州大は平成27年度後期から「囲碁で養う考える力」を開講した。計15回の授業を通じてルールだけでなく、礼儀・作法、囲碁の成り立ちを、吉原氏らプロ棋士から教わり、単位となる。

 講義には、学長の久保千春氏(67)も顔をのぞかせた。

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