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平日は警官、週末はIT会社員に早変わり サイバー犯罪捜査で「ふたつの顔」

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平日は警官、週末はIT会社員に早変わり サイバー犯罪捜査で「ふたつの顔」

【兵庫県警サイバーセキュリティセンター久野祐介さん】 兵庫県警生活安全部サイバー犯罪対策課サイバーセキュリティセンターの久野祐介さん=14日午後、神戸市中央区(沢野貴信撮影)

 兵庫県警に会社員と警察官の二足のわらじをはく捜査員がいる。サイバー犯罪対策課の久野祐介警部補(29)。高度な専門知識が必要なサイバー犯罪の捜査を強化するため、県警が1年間の任期付きで採用した。勤務先のIT会社に出社するのは週末のみ。平日の大半は県警に赴き、業務で得た知識を伝授しながら事件捜査にあたる。「少しでも多くの事件を摘発したい」。都道府県警で唯一の〝サラリーマン警察官〟は、強い覚悟を胸に頭脳戦に挑んでいる。(猿渡友希)

 「新手のウイルスに感染している可能性がある」

 今年7月、久野警部補は神戸市北区の男性宅でパソコン画面を凝視し、同僚の捜査員にそう指摘した。

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