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【ビジネスの裏側】ハロウィン目当てに訪日客…SNSが魅力を拡散、バレンタインと並ぶ1200億円市場

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【ビジネスの裏側】
ハロウィン目当てに訪日客…SNSが魅力を拡散、バレンタインと並ぶ1200億円市場

ハロウィン仕様にラッピングされたリーガロイヤルホテルのシャトルバス。女性運転手は魔女に扮している=大阪市北区(寺口純平撮影)

 欧州が起源とされるお祭りで、毎年10月31日に行われる「ハロウィン」関連の商戦が盛り上がる季節がやってきた。大人も楽しめる仮装イベントとして定着した日本のハロウィンは、今や若者だけでなく、外国人をも魅了する一大行事だ。昨年は2月のバレンタイン商戦の市場規模を超えたことで話題を呼んだが、今年も関連の商品やイベント企画が続々と準備されている。盛り上がりをみせる大商戦に企業が熱い視線を注いでいる。(田村慶子)

 バレンタイン超え

 「日本のハロウィンが“観光地化”している」

 こう指摘するのは日本記念日協会の加瀬清志代表理事だ。本来、秋の収穫を祝い、悪霊を追い出す宗教的な意味合いがあるハロウィンだが、国内では子供から大人まで仮装パーティを楽しみ、子供にお菓子を配る催しとして定着。このイベントを目当てにするインバウンド(訪日外国人)が増えており、日本のハロウィンは「観光目的」になっているというのだ。

 同協会によると、昨年は天候不順の影響で振るわなかったバレンタイン市場の1080億円を上回る1100億円に到達した。今年は前年比9%増の1200億円になる見通し。天候の特殊要因がなかった今年のバレンタイン市場が1250億円になるとはいえ、50年以上かけて築かれたバレンタイン市場の規模にハロウィンはわずか20年ほどで肩を並べた。7千億円前後で推移しているクリスマス市場に迫ることもありうる勢いだ。

 この盛り上がりに企業も注目し、続々と営業戦略を活発化させている。

 日本のハロウィンの火付け役といわれるテーマパークの東京ディズニーランド(千葉県)はもちろん、関西ではユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪市)も大規模なイベントを企画しており、全館挙げてのハロウィン企画に乗り出すホテルが相次いでいる。

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