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【浪速風】朝日新聞の「民意」を疑う(9月16日)

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【浪速風】
朝日新聞の「民意」を疑う(9月16日)

衆院本会議で安保関連法案が採決される前に、国会周辺で行われた抗議活動

 安全保障関連法案の参院での採決が秒読みである。昨日の朝日新聞の社説は「民意無視の採決やめよ」。同社の世論調査で、法案に「反対」が54%、「今の国会で成立させる必要はない」が68%に上ったとする。国会前の反対デモの写真は、これこそが民意と言いたいようだ。

 ▼コラムニストは山本夏彦さんは「世論に従うのを当然とする俗論を読むと、私はしばしば逆上する」と書いた。「巨大なもの、えらそうなものなら疑う。疑わしいところがなければ、巨大になれる道理がないからである。(略)もっとも大きいのは世論で、これを疑うのは現代のタブーである。だから私は疑う」

 ▼朝日は「国会での議論は尽くされていない」75%も採決反対の根拠にする。わが国の安全保障が現状のままでいいはずがなく、反対なら対案を出すべきだった。なのに「戦争法案」などとレッテルを貼り、重箱の隅をつつく質問と揚げ足取りに終始した。議論が深まるわけがない。

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