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橋下市長意向、サンフランシスコ市議会へ「日米関係への影響懸念」大阪市8月中に書簡発送へ

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橋下市長意向、サンフランシスコ市議会へ「日米関係への影響懸念」大阪市8月中に書簡発送へ

大阪市と姉妹都市のサンフランシスコ市議会の慰安婦決議案に対し、橋下徹市長は懸念を伝える方針を示し、大阪市は8月中にサンフランシスコ市議会に書簡を発送する

 米カリフォルニア州サンフランシスコ市議会の委員会で、審議される慰安婦の碑または像の設置を支持する決議案に「性奴隷を強制された20万人」という表現が盛り込まれた問題で、姉妹都市の大阪市がサンフランシスコ市議会宛てに慎重な対応を求める書簡を今月内に発送する方針を固めたことが10日、分かった。橋下徹市長の意向で、サンフランシスコ側に事実関係の検証を行ったのか尋ね、決議案が日米関係に与える影響への懸念を伝える。

 決議案は慰安婦を「旧日本軍に誘拐され、強制的に性奴隷にされた推定20万人のアジアと太平洋諸島の女性や少女」と表現し、旧日本軍を批判。サンフランシスコ市で市民グループが慰安婦の碑または像の設置に向けて動いていることを支持し、同市に協力を促す内容になっている。

 エリック・マ市議ら8人が連名で7月14日の市議会で提案し、同21日に委員会付託された。委員会は次回、9月8日の市議会再開後の同17日に開かれ、決議案が審議される見込み。大阪市は審議までに書簡を届けるため、月内に発送する方針を決めた。

 橋下市長はこれまで、戦時中には日本だけでなく各国が女性を性的に利用していたと指摘してきた。書簡では、戦場での女性の性の問題を繰り返してはいけないという価値観は当然とするが、旧日本軍だけを特別に非難することが両市関係、日米関係に影響を与えるとの懸念を盛り込む方向だ。

決議案記述、旧日本軍を一方的に非難

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