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「見応えのある映像が撮れた」 オムニバスドラマ「阪堺電車」、貸し切り電車で撮影開始 大阪 

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「見応えのある映像が撮れた」 オムニバスドラマ「阪堺電車」、貸し切り電車で撮影開始 大阪 

オムニバスドラマ「阪堺電車」の撮影シーン

 NHK連続テレビ小説「てっぱん」などで知られる堺市出身の脚本家、今井雅子さんが監修し、大学生が映像化することが決まっていたオムニバスドラマ「阪堺電車」の撮影が、実際の阪堺電車内で始まった。

 何げない日常の中に人間模様を見いだそうと平成25年に堺市が主催したワークショップで、高校生たちが阪堺電車を舞台にして作った6話のシナリオを今井さんが1本にまとめた。

 市からの働きかけで、羽衣国際大学(堺市西区)の放送・メディア映像学科の学生たちがメガホンを取って6話オムニバス約40分の作品に仕上げることになり、阪堺電車の我孫子道-浜寺駅前間を走る貸し切り電車内で撮影が行われた。

 車内で突然の腹痛に襲われながらさまざまな出来事に巻き込まれるサラリーマンを面白おかしく描いた「便意」は、シナリオの作者である喜多陽向(ひなた)さん(18)=大阪経済大1年=が主演。狭い電車内で、学生のスタッフや出演者らは「オッケー」が出るまで何度もシーンを撮り直した。

 喜多さんは「演劇経験がないので表情や動きで気持ちを表現するのが大変でした。みなさんに笑ってもらえたら」と満足そう。

 監督を務めた羽衣国際大3年の宮城成伶(せれな)さん(20)は「電車が駅間を走る数分でシーンを次々と撮っていくのが難しく、コツをつかむまで泣きそうになった。みんなががんばってくれたので迫力と見応えのある映像が撮れたと思う」と話した。

 撮影は年内いっぱい続き、来年2月に羽衣国際大の学内で試写を行い、インターネットでも公開する。

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