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【日本千思万考】中韓プロパガンダ許容する“外交チルドレン”は要らない 国際広報強化のキモは「スピード」と「捉え方」

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【日本千思万考】
中韓プロパガンダ許容する“外交チルドレン”は要らない 国際広報強化のキモは「スピード」と「捉え方」

10年前にすでに日中中間線付近で中国はガス田開発を進めていた。生産開始を示す炎の変わりに中国国旗が、はためいていた=平成17年12月、東シナ海(本社機から)

せめて「国連への負担額に見合った主張」を

 日本がこれまでのような屈辱的外交を継続し、国連の戦敗国にとどまらされている限り、史実上戦勝国でもなかった現中国や韓国が米欧戦勝国を抱き込んで嵩(かさ)にかかって、日本を貶める国際広報戦を挑み続けることでしょう。同じ敗戦国でありながら、ドイツやイタリアがすでにその立場から脱却し、EUの盟主として、あるいはG7首脳国として国際舞台で堂々と戦勝国に引けを取らない主張を発信しているのを目にするたびに、彼我の違いに愕然とさせられます。

 国連といえば、日本は米国に次ぐ世界第2位の高額分担金を負担していながら、日本の6分の1しか負担していない韓国や、世界第2位の経済力を誇る中国が日本の半分にも満たない少額しか課せられていないにもかかわらず、声高にわが国を誹謗中傷する捏造史を発信し続けていることに大いなる疑問を感じるとともに、せめて負担額の大きさに見合った日本の主張を国連に向けて発揮すべきではないのかと思います。

“捏造史”放置のツケ

 戦勝国側の主要な戦史(特に米国の大調査IWG報告書)をひも解いても、「従軍慰安婦の強制連行」や「南京事件」は史実とはされていませんでした。にもかかわらず、わが国の一部政官首脳や多くの左派マスコミが中韓両国の主張に沿った自虐的声明や応答を繰り返し、正史に元づいた強い否定をしてきませんでした。そのツケが、今やわが国にとって大きな国際的障害に直面させられる負の遺産を生んでしまっております。海賊とも擬せられる国際活動部隊シーシェパードまで、中韓の仕掛けた「悪徳国家日本」のプロパガンダを悪用し始めていることや、米国の多くの地方議会が中韓側の捏造史を受容しつつあることに、大きな危惧を覚えます。

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