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あの銘菓「ボンタンアメ」が焼酎に…その名も「ボンタンアメのお酒」

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あの銘菓「ボンタンアメ」が焼酎に…その名も「ボンタンアメのお酒」

パッケージも忠実に再現、ロングセラー銘菓を酒にした「ボンタンアメのお酒」

 90年の歴史を持つ鹿児島の銘菓「南国特産ボンタンアメ」の風味や色合い、パッケージまで忠実に再現したリキュール「ボンタンアメのお酒」が完成し、新たな特産品として人気が広がっている。

 ボンタンアメは、セイカ食品(鹿児島市、玉川浩一郎社長)が製造・販売する。水あめ製造業を営んでいたセイカ食品の前身「鹿児島菓子」時代の大正15年に誕生したロングセラー商品だ。ヒントになったのは、隣県・熊本の郷土菓子で、もち米と水あめなどで練り合わせた「朝鮮飴」だった。鹿児島菓子の従業員が、朝鮮飴をハサミで細かく切って遊んでいたところを、同社の創業者が見て、着想した。水あめ、砂糖、もち米にボンタン(文旦=ぶんたん=)や温州ミカンの果汁を加えて作り上げた。

 1個1個がオブラートに包まれ、弾力ある食感と、かんきつ類が醸し出す爽やかな風味が全国的な人気を集めた。印象的なパッケージは、全国の駄菓子やスーパーの店頭に今も並ぶ。

 このボンタンアメを焼酎に、と考えたのが本坊酒造(鹿児島市、本坊和人社長)だった。

 本坊酒造も明治5年創業の老舗焼酎メーカーだ。昨年から、鹿児島の特産品を作る老舗企業とのコラボレーションを進める中で、幅広い年齢層に長年愛されるボンタンアメにたどり着いた。セイカ食品と共同開発が決まったという。

 両社が特に配慮したのが「ボンタンアメのイメージを崩さない」という点だった。ボンタンアメを食べた人なら分かる「1個食べると、もう1個食べたくなる」という感覚を、「飲みやすさ、飲み飽きしない酒質を造り上げる」(本坊酒造の開発担当者)ことで再現した。

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