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【祇園祭】2年目大船鉾、さらなる飛躍誓う 後祭山鉾巡航

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【祇園祭】
2年目大船鉾、さらなる飛躍誓う 後祭山鉾巡航

河原町御池の交差点で辻回しをする北観音山=24日午前、京都市中京区(志儀駒貴撮影)

 京都・祇園祭で24日、行われた後祭(あとまつり)の山鉾(やまほこ)巡行。台風上陸の中で決行された前祭(さきまつり・17日)とは打って変わって好天に恵まれ、最高気温35・3度を観測する灼熱(しゃくねつ)の都大路を山鉾10基が悠然と進んだ。“動く美術館”と称される豪華絢爛(けんらん)な懸装品(けそうひん)を一目見ようと、祇園囃子(ばやし)が鳴り響く沿道に昨年と同じ約6万人(正午現在、京都府警調べ)が訪れた。(小野木康雄、永山準)

 「ええ天気でほんまに良かった」。後祭巡行は朝から青空が広がり、各山鉾の関係者は口をそろえた。

 約1億円をかけて水引を復元新調した北観音山。金色の刺繍(ししゅう)が、まばゆい太陽を反射して輝きを増した。石川卓(たかし)理事長(73)は「晴れたからこそ光り輝く姿になった」。

 その北観音山の音頭取りが「エンヤラヤー」と掛け声を上げ、行列は定刻の午前9時半に烏丸御池を出発した。

 

 昨年150年ぶりに復活した大船(おおふね)鉾は、今年も定位置のしんがり。9時17分に新町御池の交差点で最初の辻回しに臨んだ。

 車方が慎重に割り竹を敷き、曳(ひ)き手が一斉に綱を曳いて巨大な鉾を90度回転させると、沿道からは拍手と歓声が起きた。滋賀県日野町の会社員、図司(ずし)正光さん(39)は「迫力に感動した」と目を輝かせる。

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