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「大気汚染」激しい「北京」は避け?…西日本で世界陸上の事前合宿続々、東京五輪へアピールの好機

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「大気汚染」激しい「北京」は避け?…西日本で世界陸上の事前合宿続々、東京五輪へアピールの好機

鳥取で合宿を行うジャマイカ。ボルトもやってくる?

 8月に北京で開催される陸上の世界選手権(22日~30日)を前に、西日本各地で各国選手団の事前合宿が予定されている。日本で合宿が行われる背景には、北京の大気汚染が懸念されている影響もあるが、各自治体は2020年東京五輪の合宿地としても誘致活動を進めており、絶好のアピールの場となりそうだ。

 鳥取市ではジャマイカ選手団が8月8日から18日まで合宿を行う。男子100メートル世界記録保持者のウサイン・ボルトら約50人が訪れる予定。県と市は合宿期間中に地元の中高生への陸上教室や保育園訪問などを企画していてジャマイカ側も快諾。地域のスポーツ振興にも役立てたい考えだ。

 ジャマイカは07年世界選手権大阪大会の際も鳥取市で合宿を行い、その縁が今回の誘致につながった。陸上競技場が空港から車で10分とアクセスが良いことに加え、県スポーツ課の担当者は「トラックの舗装材が五輪会場と同じである点も評価していただいている。東京五輪の際もまずはジャマイカに来てもらえるように働きかけていきたい」と意気込んでいる。

 和歌山市ではオーストラリアが事前合宿を実施。昨年秋に視察したオーストラリア陸連担当者から、静かな環境で練習に集中できることに加え、関西国際空港からバスで40分程度という利便性が評価された。

 今回、多くの国が日本で事前合宿を行う背景には、東京五輪の予行演習を兼ねた狙いもあり、オーストラリア選手団は5年後も和歌山で合宿を行いたい意向を示しているという。和歌山では今秋の国体開催に向け、陸上競技場や水泳場など施設の改修もおこなってきた点もアピールポイントだ。県スポーツ課は「五輪にはさまざまな競技があり、日程も分かれている。陸上に限らず、複数の国を誘致できるように準備を進めたい」と鼻息も荒い。

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