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【関西の議論】抜群のタイミングでにゃ~「たま駅長」の不思議な魅力…「猫なのに自分の仕事心得ていた」語り継がれる伝説

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【関西の議論】
抜群のタイミングでにゃ~「たま駅長」の不思議な魅力…「猫なのに自分の仕事心得ていた」語り継がれる伝説

バレンタイン用のチョコをPRするたま=平成27年1月、和歌山電鉄・貴志駅

 和歌山電鉄・貴志駅(和歌山県紀の川市)の三毛猫駅長として親しまれ、6月22日に16歳(人間なら約80歳)で死んだ「たま」。利用客の減少で廃線の危機にあった地方ローカル線を立て直した功績が認められ、猫としては異例の「社葬」で見送られた。駅長として在任した9年間、その愛らしさで国内外のファンを魅了し、多くの観光客を引きつけた。「住んでもらう口実として駅長にしたが、本当に働いてくれた」と小嶋光信社長。天国に旅立っても思い出は尽きない。(地主明世)

突然の訃報

 同電鉄からたま駅長の訃報が発表されたのは、6月24日。5月下旬から鼻炎などで体調を崩し県内の動物病院に入院していたが、22日午後7時すぎに死んだという。

 たま駅長の訃報は瞬く間に反響をもたらした。和歌山県の仁坂吉伸知事が「観光のスーパースターとして国内外から絶大な人気を誇り、県の観光振興に大いに貢献されました。深い悲しみとともに感謝の気持ちでいっぱい」、和歌山市の尾花正啓市長が「たま駅長にかかわるすべての人たちが深い悲しみに包まれている。どうか安らかにご永眠されますように」とコメントを出すなど、各界がその死を惜しんだ。

 もちろん利用者やファンの反響も大きかった。貴志駅を利用している県立和歌山東高3年、上中麻瑚さん(17)は「今までたまのおかげでこの駅はにぎやかだった。駅が寂しくなります」。

 同電鉄のホームページはアクセスが殺到し一時閲覧できなくなり、ツイッターのフォロワー数も急増。ネットを通じ訃報は海外にも伝わった。

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