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維新の大阪府議・大阪市議、飲食付き会合費に政活費 領収書は「大阪維新の会」 専門家は懸念「使途の実態不透明」

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維新の大阪府議・大阪市議、飲食付き会合費に政活費 領収書は「大阪維新の会」 専門家は懸念「使途の実態不透明」

 地域政党「大阪維新の会」の大阪府議と大阪市議の一部が党発行の領収書を使い、大阪市内のホテルで行われた飲食を伴う会合費に政務活動費を充てていたことが、30日に公開された府、市両議会の平成26年度分の政活費収支報告書で分かった。維新が府議らから集めた会費を一括してホテルに支払い、それぞれに領収書を発行したものだが、党発行の領収書を悪用すれば架空請求も可能で、専門家からは「政活費の使途の実態が分かりにくくなる」と懸念の声も上がる。

 昨年7月4日に大阪市内のホテルで開かれた「大阪府不動産振興議員連盟」の設立総会。飲食付きの会合の参加費5千円に、当時の維新府議10人が会費全額を、大阪市議2人は半額を政務活動費から支出した。収支報告書には「大阪維新の会」が発行した領収書の写しが添付されていた。

 総会は一般社団法人「大阪府宅地建物取引業協会」の政治団体「大阪宅建政治連盟」の役員と、維新議員との意見交換の場。維新側からは国会議員のほか、堺市議など府内の維新議員が参加したという。

 議連事務局長を務める坂上敏也府議は「維新が事前に参加希望者から会費を集めてホテルに支払ったので、大阪維新の会の名で対応した。問題はない」と説明する。

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 この日公開された収支報告書や過去の例では、他党の議員も会合への参加費に政活費を充てたケースはあるが、領収書の発行元は主催団体名だったり、会場を提供した業者名だったりする。

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