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読書に集中できなくなるほど美しい…兵庫・赤穂市立図書館が「最も美しい図書館」に 

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読書に集中できなくなるほど美しい…兵庫・赤穂市立図書館が「最も美しい図書館」に 

赤穂市立図書館と紹介された書籍。建物は昼と夜で違った雰囲気を見せる=赤穂市中広

 兵庫県赤穂市の市立図書館(同市中広)が国内の特色のある図書館を図版入りで紹介する書籍「日本の最も美しい図書館」(エクスナレッジ社)に掲載された。全国に約3200の図書館があるとされるが、「読書に集中できなくなるほど美しい」図書館の一つに選ばれた。同館は「建築物としての魅力もPRしていきたい」と話している。

 書籍は先月29日に発行され、「レトロ」「モダニズム」などの基準で全国各地にある41の図書館を「一度は訪れたい図書館」として紹介している。

 紹介された赤穂市立図書館は、旧施設の老朽化に伴い平成14年建築。鉄骨鉄筋コンクリート造り2階建てで、延べ床面積は3300平方メートル。蔵書は19万冊。建物の設計は赤穂市出身者が携わった。

 設計は「光との対話」がコンセプトで、通りに面した北側と東側の窓を全面ガラス張りにし、一部に二重ガラスを採用。回遊式の館内には瀬戸内の陽光が差し込み、昼には館内全体が明るく、夜になれば館内から漏れる照明で建物全体が幻想的な装いをみせる。

 吹き抜けの1階開架スペースは、かつて同市沿岸部に広がっていた流下式塩田の風景を投影したデザイン。美術館としての機能も持たせるため、絵本の読み聞かせスペースの窓は現代美術家の草間彌生(やよい)氏がデザインした。館内の壁面には市民が寄贈した芸術家、奈良美智氏の作品もある。また、芸術作品の展示用スペースも確保されている。

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