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【関西の議論】仁義なき〝パクリ商法〟? 「鳥貴族」の次は「丸源ラーメン」が標的 今も昔も飲食業界「模倣は文化」

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【関西の議論】
仁義なき〝パクリ商法〟? 「鳥貴族」の次は「丸源ラーメン」が標的 今も昔も飲食業界「模倣は文化」

焼き鳥居酒屋チェーン「鳥貴族」と「鳥二郎」の看板。飲食業界では「模倣は文化」なのか…=大阪市北区

 店の看板や内装、メニューにいたるまで「何から何までそっくり」と話題の焼き鳥居酒屋チェーン「鳥貴族」と「鳥二郎」。鳥貴族側が類似標章の使用差し止めなどを求める訴訟を大阪地裁に起こしたが、鳥二郎の運営会社側は「模倣は珍しいことではない」と驚きの反論を展開し、徹底抗戦の構えをみせている。そんな中、鳥二郎の運営会社が出店した「にく次郎」なるラーメン店が、大手チェーンとそっくりという新たな疑惑も浮上した。店舗の営業の差し止めを求める仮処分を申し立てられるなど、火種は徐々に広がりつつある。生き馬の目を抜く飲食業界では「模倣は文化」という風潮もあるというが、仁義なき〝パクリ商法〟はどこまで許されるのか。

うぬぼれVSプライド

 「鳥二郎が鳥貴族の営業形態の一部を取り入れようとする意思があることは否定しないが、飲食業界では数え切れないほどの模倣がなされてきた。あくまで自由競争の範囲内だ」

 大阪地裁で4月に開かれた第1回口頭弁論。鳥二郎を運営する「秀インターワン」(京都市)側はこんな主張内容を盛り込んだ答弁書を提出し、鳥貴族(大阪市)に〝宣戦布告〟した。

 訴訟記録などによると、鳥二郎は昨年4月以降、大阪、京都、神戸で12店舗を相次いでオープン。うち4店舗は鳥貴族が入居するビルの真上や真下のフロアで営業し、インターネットでは以前から「紛らわしい」と話題になっていた。

 それもそのはず、看板はそれぞれ黄と赤の配色で、ロゴの「鳥」はもともとの象形文字から着想を得たようなデザイン。価格は鳥貴族の280円均一に対し、鳥二郎は270円均一だ。看板メニューは、鳥貴族が「じゃんぼ焼鳥」の「貴族焼」なら、鳥二郎は「ジャンボ焼鳥」の「二郎焼」。生ビールの呼称も「うぬぼれ生」(鳥貴族)と「プライド生」(鳥二郎)となっている。

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