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マラソンブームが銭湯の救世主? 市民ランナー向けサービス広まる

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マラソンブームが銭湯の救世主? 市民ランナー向けサービス広まる

【銭湯にマラソンランナー】銭湯から練習に向かうマラソンランナー=大阪市阿倍野区(沢野貴信撮影)

 市民マラソンがブームの中、ランナー向けのサービスを提供する銭湯が増えている。仕事帰りなどに銭湯で着替え、荷物を預けてひとっ走り。練習後は風呂で汗を流し、疲れを癒やす。同じマラソン仲間と「裸の付き合い」ができるメリットも。昔ながらの銭湯が次々と姿を消していく中、市民ランナーが“救世主”になるかもしれない。

(牛島要平)

 ■一石二鳥

 

6月上旬の夕方。大阪市阿倍野区で創業50年以上の銭湯「いりふね温泉」を訪れた客がランニングウエアに着替え、シューズを履き替えて、近くの長居公園に向かって駆け出した。

 約2時間後。銭湯に戻ってきたランナーは次々と湯船に体を沈めた。同市西成区の会社員、安藤和貴子さん(32)は「荷物を置いて走れるし、お風呂で疲れもとれるし、一石二鳥」とさっぱりした様子だ。

 マラソンシーズンの冬場は1日約30人、夏でも、長居公園で民間団体主催の練習会のある木曜は約10人以上が訪れるという。

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