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捨てウサギがホテル支配人に出世!? 東日本大震災の混乱で 大阪・ミナミ

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捨てウサギがホテル支配人に出世!? 東日本大震災の混乱で 大阪・ミナミ

「くいだおれ太郎」にふんし、ホテルのフロントで客を出迎えるヒロシ=大阪市中央区

 チェックイン時に名前や住所などをきちんと記入しておらず、持ち主が外国人である以外は分からずじまい。小西さんは「当初から人に慣れていたので、日本に住んでいた外国人が機内に持ち込めず、置いていったのでは」と推測する。

 「預かりもの」として一時バックヤードで飼っていたが、持ち主からの問い合わせはなく、ホテルの従業員の名前にちなみ「ヒロシ」と命名。おとなしく人慣れしているため、フロント前にケージを置いて飼うようにしたところ、人気を集め「支配人」となった。

 中には餌を差し入れてくれる宿泊客も。チェックアウト時に「家に連れて帰りたい」と泣き出す子供や、毎日会えるようにホテル周辺で働き始めた女性もいるという。

 現在は訪日外国人観光客の増加にともない、中国人などの外国人が宿泊客の8割を占める。「なぜホテルにウサギがいるのか?」という質問を受けることも多く、従業員はその度に、震災の騒動で捨てられた可能性があると説明している。小西さんは「震災で人生が変わったのは人間だけではないということを知ってもらえたら」と話している。

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