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2億5千万円着服容疑で弁護士を逮捕 大阪地検特捜部

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2億5千万円着服容疑で弁護士を逮捕 大阪地検特捜部

 依頼先の建設会社からの預かり金約2億5000万円を着服したとして、大阪地検特捜部は9日、業務上横領の疑いで、大阪弁護士会所属の弁護士、久保田昇容疑者(62)=大阪市中央区=を逮捕した。特捜部は認否を明らかにしていない。

 逮捕容疑は平成21年10月~23年4月、建設会社から預かっていた現金約2億4840万円を128回にわたって久保田容疑者の個人名義の口座に移し、着服したとしている。

 建設会社は新潟市に本社があり、久保田容疑者は同社大阪支店の顧問弁護士。同社が損害賠償を命じられた民事訴訟の代理人を務め、判決確定前の強制執行停止の申し立てに必要な供託金を実際より多く会社側に送金させたとみられる。出金額は多い時で600万円に上ったという。

 所属事務所のホームページなどによると、久保田容疑者は昭和58年に弁護士登録。事務所の代表として相続問題や債権回収など、主に民事上のトラブルを取り扱っていた。

 地検は先月26日、同容疑で久保田容疑者の事務所や自宅など関係先を家宅捜索。立件に向け捜査を進めていた。

 大阪弁護士会の松葉知幸会長は「事実であれば極めて悪質で、到底許されない。残念というほかない」とのコメントを出した。

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