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【ビジネスの裏側】広がるコワーキングスペース…一人の自由さとみんなの便利さ両立する最新仕事場事情

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【ビジネスの裏側】
広がるコワーキングスペース…一人の自由さとみんなの便利さ両立する最新仕事場事情

アットホームな雰囲気で会員同士の交流も活発なオオサカンスペース=大阪市中央区

 起業家や起業を目指す人が仕事場を共有する米国発のコワーキングスペースが日本でも広がってきた。事務所を構えるより安くデスク付のフロアを確保し、利用者同士の交流でビジネスチャンスの拡大が期待できるのが特徴だ。関西最大級の「オオサカンスペース」(大阪市中央区)にはIT系個人事業主ら約120人が会員登録しており、会員の技術やノウハウと、その交流を通して新しいビジネス展開も始まっているという。(栗井裕美子)

 大阪の風土に合う

 起業家らが開放された職場空間を共有して、それぞれの仕事をしながら交流できるのが特徴だ。米国発だが、数年前から日本でも都市部を中心に増えている。パソコンさえあれば仕事ができる業種では、自宅をオフィスにしたり、カフェで仕事したりするケースが目立つが、一人でできる仕事には限界があるのは実情。このため一人でいる自由さとみんなの便利さを併せ持つ。

 オオサカンスペースは平成24年、大阪のオフィス街として知られる本町のビルにある約100平方メートルのフロアで開業。仕事のためのデスクだけでなく、食事用のテーブルのあるダイニングエリア、打ち合わせなどに利用できる応接エリアなどがある。コピー機や電源、公衆無線LAN「Wi-Fi(ワイファイ)」を備えており、仕事の環境が整っている。

 会員は1カ月9800円から利用できる。1日限りのビジター利用(2000円)もあり、ウェブデザイナーやプログラマーらIT系個人事業主のほか、カメラマンやライター、会社員も利用している。一人では思いつかないアイデアから予想外のビジネスが誕生する場として会員数を増やしているという。

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