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【大阪都構想】かつて橋下氏とバトル…井戸氏「大阪は首都圏に対しハンディ」「府と市が相当張り合っていた過去」と一定理解

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【大阪都構想】
かつて橋下氏とバトル…井戸氏「大阪は首都圏に対しハンディ」「府と市が相当張り合っていた過去」と一定理解

兵庫県の井戸敏三知事(山田哲司撮影)

 大阪市を廃止して特別区5区へ分割する「大阪都構想」をめぐる住民投票の告示を受け、周辺の府県の首長からは二重行政の解消に向けて大阪市民の主体的な判断を期待する意見が出された。

 奈良県の荒井正吾知事は28日の定例会見で「大都市では中間自治体と政令指定都市との役割分担があいまいなままになってきた歴史がある」と指摘。「(結果が)奈良県に影響することはないが、行政効率化のためにそうした構想を出されるのは大変立派なものだと思っている」と好意的な見方を示した。

 関西広域連合長の井戸敏三・兵庫県知事も27日の会見で「関西の中心である大阪が(二重行政で)首都圏に対してハンディを負っている」と都構想に一定の理解を示した。

 兵庫県と神戸市の二重行政は「大阪に比べれば小さい」とし、「大阪は府と市が相当張り合っていた過去もある。大阪市民の主体的な判断を期待したい」と述べた。

 一方の久元喜造・神戸市長は「大阪の問題」と前置きした上で、「二重行政を解消する有力な選択肢の一つ。大阪市という日本を代表する都市の帰趨(きすう)が住民投票によって決せられることは大変意義が大きい」と話した。

 和歌山県の仁坂吉伸知事は「大阪市が担っている広域的な行政の部分を大阪府に統合することで、二重行政の解消につながると考えられるので私は賛成」とコメントした。

 仁坂知事はかねて「大阪府は和歌山からみても財源が少なく、大阪市にはほどほどにある。大阪市内に起こる過剰投資を整理した方がよいのではと感じる」と話していた。

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