産経WEST

ドナーに合併症起き、2度再手術 4人死亡の神戸の病院

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


ドナーに合併症起き、2度再手術 4人死亡の神戸の病院

神戸国際フロンティアメディカルセンター=神戸市中央区

 神戸市の民間病院「神戸国際フロンティアメディカルセンター」で生体肝移植を受けた患者のうち4人が死亡した問題で、臓器提供者(ドナー)の1人に重い合併症が起き、センターが再手術を2度実施していたことが27日、分かった。センターは移植7例について検証した日本肝移植研究会にこの件を伝えていなかった。

 センターによると、合併症を起こしていたのは7例目の移植のドナーで50歳代の女性。弟に肝臓の一部を提供したが、3月の移植手術後に、女性の肝臓の血管(門脈)に血の塊ができ、血管の再建手術を2度実施していた。生体肝移植は健康な人が臓器を提供するため、ドナーへの再手術は異例だという。

 研究会がまとめた報告書で、7例目の移植は「問題なし」と評価されており、センターは研究会の調査時に説明していなかった。

 26日に行われた会見で、センター院長の田中紘一・京都大名誉教授(73)は、この女性について「現在も入院中だが、良くなりつつある」と話した。

「産経WEST」のランキング