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【ファッションおたく】「バーバリー」失い打撃の三陽商会、新ブランドやゲームソフトとの初コラボで気概の“巻き返し”

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【ファッションおたく】
「バーバリー」失い打撃の三陽商会、新ブランドやゲームソフトとの初コラボで気概の“巻き返し”

三陽商会の新ブランド「ブルーレーベル・クレストブリッジ」と「ブラックレーベル・クレストブリッジ」の秋冬ファッションショー=3月31日、東京都港区の秩父宮ラグビー場

契約終了の衝撃

 「バーバリー」といえば、かつてはおじさんが愛用するコートやマフラーのイメージが強かった。それを、若者にまで普及させたのが大手アパレルメーカーの三陽商会(東京都新宿区)だ。ライセンス契約終了で7月からバーバリーの名を使えなくなる三陽商会は、モード(最先端)系のデザイナーを起用したり、人気スマホゲームとのコラボレーションしたりと斬新な展開で打撃回避を図る。同社が誇る“ものづくり”と“革新”を融合させた戦略とは-。 

 英高級ブランド、バーバリー社と昭和45年にライセンス契約を締結した三陽商会は、日本における「バーバリー」の普及の立役者である。しかし、今年6月で契約は終了し、三陽商会の「バーバリーロンドン」は販売終了、若年層向けの「ブラックレーベル」「ブルーレーベル」はバーバリーの名称を外す条件で新たに契約を結ぶ。

 つまり、バーバリーは輸入品のみとなり、手頃な価格のライセンス商品は日本市場から消えることになる。この冬、消費者は、三陽商会製のバーバリーのトレンチコートを“駆け込み購入”しているというニュースが駆け巡り、「よく売れた」(百貨店関係者)という。

 「バーバリー」という“顔”を失うのは同社にとって大打撃だ。

 同社が発表した中期5カ年計画によると、契約が終了する27年は、バーバリーロンドンの撤退やブルーレーベル、ブラックレーベルの減収の影響を織り込み、売上高が前期比10.3%減の960億円、営業利益が同97.2%減の2億円。28年はさらに厳しく、売上高850億円(同11.5%減)、営業損益20億円の赤字転落を見込んでいる。

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