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生体肝移植問題 神戸市の病院 研究会の報告書に反論へ 

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生体肝移植問題 神戸市の病院 研究会の報告書に反論へ 

 神戸市の民間病院「神戸国際フロンティアメディカルセンター」で生体肝移植手術を受けた患者のうち4人が死亡した問題で、センターが、「3人は救命できた可能性がある」とする日本肝移植研究会の調査報告書に反論する見通しであることが25日、複数の関係者への取材で分かった。

 研究会は報告書で、死亡した4人のうち3人は、手術や診察が適切であれば救命できた可能性があり、手術前の検査や術後の管理にも問題があったと指摘。センターに抜本的な組織改革を求め、院内の体制が改善されるまでは移植を中断するよう提言した。

 センターはこれらの指摘について協議。26日に記者会見を開いて今後の対応について発表するが、関係者によると、センターは研究会の指摘に反論しつつも移植をいったん中断、体制を見直した上で、生体肝移植を再開する考えを示す見通し。ただ、新しい体制の具体的な内容は固まっていないとみられる。

 センター院長の田中紘一・京大名誉教授(73)はこれまで、「適切な段階を踏んで手術を行ってきた」と説明している。

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