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【衝撃事件の核心】ラーメン店主の「裏の顔」は危険ドラッグ〝オーナー〟 年間1億5千万円荒稼ぎ 進む「地下潜伏化」の実態

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【衝撃事件の核心】
ラーメン店主の「裏の顔」は危険ドラッグ〝オーナー〟 年間1億5千万円荒稼ぎ 進む「地下潜伏化」の実態

危険ドラッグ販売店のオーナーだった男が経営していたラーメン店「麺魂」=兵庫県加古川市野口町 危険ドラッグ販売店のオーナーだった男が経営していたラーメン店「麺魂」=兵庫県加古川市野口町

 兵庫県によると、県内の薬物乱用者は約2万人いるとされている。県議会は昨年10月、危険ドラッグを取り扱う店舗を「知事監視店」に指定、規制する条例を可決。薬物の成分ではなく、販売店自体を規制する条例は全国初だった。

 昨年12月に条例が全面施行された後、県や麻薬取締部などによる定期的な立ち入り検査や販売停止の命令によって、知事監視店を厳しく取り締まった。

 県の担当者は条例制定の効果について「危険ドラッグの販売店自体に規制をかけることで、迅速に違法店の規制ができるようになった」と話す。

 だが、条例によって表立った売買の減少には一定の効果があった半面、やはり売買行為の〝地下潜伏化〟の懸念も渦巻く。

 この担当者は「店舗を潰しても、インターネット販売やデリバリーなど新たな形態で危険ドラッグの販売を試みる業者が出てくる可能性が高い」と警戒する。今回のドラッグ店経営の男も、厳しい取り締まりの目をくぐりぬけようとデリバリー方式に手を染めていた。

 今後、京都府や鳥取県など、周辺自治体と薬物の製造所やインターネット上の販売業者に関する情報を共有するなどの連携強化を進めていく。危険ドラッグ撲滅には、横断的な取り組みが求められるからだ。

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